熊本・白川沿いにとても居心地のいい創作和食料理店があります…それは
ききょう家です。
春は白川沿いの桜を眺めながら優雅にランチ、夏はクーラーの効いた店内から蜃気楼をよそ目にビール、秋は秋の味覚を堪能して、冬は脂がのったお魚を熱燗といただく…
なーんて、ブログのテイストに似合わず詩人みたいなことを言ってみましたが、
行ってもらえればその良さが分かります。
今回は熊本は安政町にあるききょう家のランチのレビューをお届けします!
[jin-iconbox07]ききょう家の良さは季節によってランチコースの内容が変わる点です。今回は2月初めに行った時点でのレビューです![/jin-iconbox07]
[chat face=”operator_man_color.png” name=”ナレーター” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]旬のものをいただけるのは四季がある日本ならではの贅沢ですよね![/chat]
ききょう家のランチは4種類から選べる!
ききょう家はぜひ予約して行くようにしてください!なぜならそちらの方がスマートだからです。
ききょう家のいいところは、普段使いもさることながら「ちょっと特別な日」にもピッタリのお店な点です。
誰かのお祝いだとか、デート、接待にも十分利用できる雰囲気。
予約の時点で料理を決めておけばかっこいいじゃないのよ!
ききょう家は食べログで予約できて便利なのでぜひどうぞ!
さて今回は、ランチをメインに紹介するので、メニュー紹介はランチのみに留めておきます!
ききょう家のランチは
- 五十品目御膳(¥1,800)
- おまかせ魚コース(¥2,400)
- おまかせ魚+鶏肉料理コース(¥3,000)
- おまかせ魚+牛肉料理コース(¥4,000)
- お子様ランチ(¥800)
- お子様ランチ(¥1,200)
のようなラインナップです。繰り返しますが、季節によって内容が変わるので具体的な料理名は記載されていません。
それがいいんです。何が来るかが楽しめるからです。
全席個室でお子様ランチもあるので、お子様連れのマダムでもお気軽にランチタイム〜なんてことも叶っちゃいますね。
今回はおまかせ魚コース(¥2,400)のご紹介です!
[jin-iconbox10]屋号「ききょう家」はオーナーさんの曾祖父が営まれていた和食店から取られているらしいですよ!何代にも渡って屋号が受け継がれるのってステキですね![/jin-iconbox10]
これがききょう家の「おまかせ魚コース」だ!
予約の時点でランチコースをお伝えしているので、コースの確認も特になく、料金を聞かれるような野暮さももちろんなく、
「それではスタートいたしますね!」の一言でコースが始まります。
この仕組み、特別な日のお食事にはありがたいですよね!
人参のムース
温かいほうじ茶をいただきながら待っていると…
来ました。空白の美までが料理の盛り付けです。
こちらは人参のムースが最中(片側だけ)に乗っています。
「めっちゃオシャレやん…」
とテンション上がります。一口でパクリといただけます。ああ繊細。
次の料理に期待が持てる先付けです。
前菜の盛り合わせ5種
人参のムースの余韻に浸っているところで、お次は前菜の盛り合わせです。季節の食材を使った小鉢料理を少しずつ楽しむことができます。
最近、画像に文字を入れると見やすいってことを学んで文字を入れてみました。一応まとめておくと、
- お麩
- ゆず豆腐
- 苺の白和え
- だし巻き玉子
- 大根の唐揚げ
以上の5種類です。
実は何回か来たことがあるのですが、毎回お麩が5種のうちに入っています。実はこれ、京都の生麩なんだそう。
ふわっ、もちっとした食感です。そして見た目がThe 和食を醸し出してるな!
だし巻き玉子はもちろん大根の唐揚げも優しい出汁が全面に感じられます。
苺の白和絵やゆず豆腐は季節の素材を生かして作られたものに違いありません。十人十色でどれも美味しい!
カンパチのお刺身
続いてはお刺身です。お刺身はカンパチです。
カンパチは歯応えがあって鮮度も良し!わさびとともにお醤油でいただくのもスタンダードで美味しいのですが、
なまゆばの生姜醤油につけて食べてみるのもききょう家流です。
新しい体験でした。
生姜とカンパチの相性もいいですし、湯葉のクリーミーさもクセになります。
椀もののすり流しはなんと「カリフラワー」
みた感じで「すり流しだな〜」とは分かりましたが、まさがこれが
カリフラワーだったとは。
里芋とかそういう系だと思ってましたが、カリフラワーです。
すり流しって美味しいですよね。出汁を直で感じられるし、素材を余すとこなく食べられるいい料理だと思います。
確かに匙ですくってみるとカリフラワーが出てきました。
面白い。
新たな味に出会える瞬間ってそうそうないのでこういう瞬間はとても好きです。
りんごの天ぷらとチーズ
りんごは天ぷらにする時代です。
これもまた創作味が効いた一品です。
天ぷらにされたりんごは、生の状態で食べるよりも甘みが増して美味しい!!!ありそうでなかった発想から創作料理って生まれるんですね!
断面の写真をば、と思いましたがあまりよくわからないかな…
一つだけ言えるとするならば、
「「チーズ食べてますやん」」
ってことですかね。
実はですね、りんごの天ぷらとチーズを一緒に食べるととてもいいことが起こるらしいんですね〜
そういうことなので、「チーズ on りんご」実行です。
石みたいなお皿と揚げられたりんごとチーズ、交わらない世界線の3つがついにききょう家で交わりました。
デザートのようで新感覚でした!ステキや〜ん
メインは鰆の柚庵焼き、そしてご飯とお味噌汁
十分にコースを楽しんだところでいよいよメインの登場です。
銀杏と鰆の柚庵焼きです。柚庵焼きには食用のお花が添えられていてなんともフローラルな盛り付けです。
そしてこれ、映えますね〜!
ディズニーの女王様でもこんなにお花まとってないよ。
ご飯ものも一緒に持ってきていただけます。
たけのこご飯と
お味噌汁と
香の物です。
和食三種の神器といただく鰆の柚庵焼き、満足できるに決まっています。そして、ご飯とお味噌汁はおかわり自由です。
ここでちょっとお勉強タイムです!
実はマイメシは学べるグルメサイトなのでちょっとした雑学も織り込んでみます。
[box05 title=”柚庵焼きってなに?”]和食の定番「柚庵焼き」ですが、これは一体どのような料理なのでしょうか?
答えは、醤油と酒とみりんを混ぜたものに柚子やカボスの風味をつけた調味液に付け焼きする調理法です!
「なるほど、柚庵焼きの『柚』は“ゆず”の『柚』だ!」と勘が良い方なら気づいたかもしれません!
ですが、それは定かではなくて「祐庵」「幽庵」「柚庵」と書くこともあるようです。一説には江戸時代の美食家・北村裕庵が考案した料理だからとも言われています。
語源ってなかなか曖昧ですよねん!
[/box05]
鰆とお花との間には酢の物も仕込まれており、よりさっぱり食べられる仕掛けになっていました。
鰆の柚庵焼きもちょうど良い味付けでご飯との相性は言わずもがなバッチリです!
こーれは満足!
食後は選べるドリンクとデザートで
食事が終わると室内インターホンで店員さんにお知らせします。ですので、ある程度は時間を気にせずにゆったりとお食事することができます。
食後はドリンクをいただけます。
- コーヒ(HOT / ICE)
- オレンジ
いずれか一つをチョイス!今回はアイスコーヒーにしました。
そしてアイスコーヒーとデザートをいただけます。
さつまいものアイスと自家製のお菓子です。
このお菓子がまた美味しいのよ。まったくもう。どこまでも抜かりないという素晴らしさです。
コースを十分に堪能したところで今回もごちそうさまでした!
お昼から贅沢できるお店といえば…
https://mymeshi.com/daropetei/
こそっと覗いてみてくださいね!
マイメシのInstagramでも熊本グルメ配信中!
今回の投稿を含めて、マイメシ公式Instagram(@mymeshistagram)では本当に美味しい熊本グルメを日々配信しています!
▼今回の投稿はこちら(タップでInstagramに飛べるよ!)
最新情報を見逃さないようにチェックしてくださいね!フォローやコメントはお気軽にどうぞ!
お店の情報
お店 | ききょう家 |
---|---|
住所 | 熊本県熊本市中央区安政町4−13 MKビル 1F |
食べログで見てみる | ききょう家 |
地図 |
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] […]
[…] […]