「八八」って書いて、「はちや」って読みます。
熊本の下通りに突如現れた山形らーめんのお店「八八」に行ってきました…って、初手でこれを“はちや”と読める人はいるのだろうか。
僕はずっと「はちはち」と読んでいました。
この記事をポストする前に八八は「はちや」と読むことを知れてよかったです…
ってなんの話!
めーちゃくちゃ裏話すると、お店の名前を僕みたいに間違えたまま認識して検索する方も少なからずいらっしゃるので、このように「間違いだけどこう読んでる人いるだろうなー」的なワードも含めた方がいいんです。
(ちなみにパソコンでタイピングする時には「はちや」って入力しても予測変換されないので「はちはち」と打ってます(笑))
ということで今回は山形らーめん「八八」でひっぱり混ぜそばを食べてきたレビューです。
ひっぱり混ぜそばがなぜ「ひっぱり」なのかを山形の文化と合わせてお話しできれば幸いでございま〜す!
山形らーめん「八八」は下通りドンキ横「武蔵小路」にあります
八八は下通りアーケードから一本入る場所にあるんですが、アーケードからでもすぐに確認できる場所にある好立地です。
下通りのドンキのすぐ横の通りにあります!
白背景に黒の筆文字はなんだか力強さを感じますね。看板にもある通り、「山形ひっぱり混ぜそば」は八八の登録商標らしいです。
郷土料理かと思っていたらそうではなさそうですね。
八八は今全国に4店舗(執筆時点)構えているようで、熊本下通店は3号店です。
- 1号店「麺王八八」(山形)
- 2号店「八八 名神口店」(大阪)
- 3号店「八八 熊本下通店」(熊本)
- 4号店「八八 宮崎小林店」(宮崎)
山形でラーメンの修行をされた店主さんが、山形の素材と食文化にこだわって山形ラーメンをお届けするのが八八のコンセプトです。
山形ラーメンの食文化が「ひっぱり」と関係あるのかもしれませんね…その真相は記事の後半でチェックしてください…!
八八では山形の素材にこだわったラーメンとひっぱりまぜそばをいただけます
ラーメンかひっぱり混ぜそばか…悩ましいことこの上ないですね。
入店してからも少し悩みました。食券制なので席についてからじっくり考える時間はありません。
ここは直感で
「激辛地獄ひっぱり混ぜそば(¥930)」で
って悩んだ上に結構トリッキーなやついくんかーいみたいな流れになりました。
食券をスタッフさんにお渡しして待ちます。その間にひっぱり混ぜそばの食べ方を勉強しておくことにしましょう。
- 混ぜる
- 麺を食べる
- ご飯と梅昆布酢をスープに投入
- 〆
もう一つ気になったのはこのイラストを書いた方についてです。Designed byが書いてあったので調べてみたら、湘南乃風のグッズデザインとかされている方なんですね。スッゲー。
カウンターの上はこんな感じです。
2段引き出しスタイルの箸とレンゲです。
これが八八のひっぱり混ぜそばだ!!!
八八のひっぱり混ぜそばをご覧くださいまし。
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団子みたいなのが3つも載ってるぅぅぅ…!!!なんですかこれは〜〜!
それではここで「ひっぱり」の答え合わせをしましょう。
山形県民のソウルフード「ひっぱりうどん」ってなに?
山形には「ひっぱりうどん」という郷土料理があります。山形全域というよりは内陸部で主に食べられている料理なんだとか。
茹でたうどんを釜から揚げて、納豆やサバで作ったタレに絡めて食べるつけ麺スタイルのうどんです。
ひっぱりうどんが一般的な名称ですが、「ひきずりうどん」とか「ひっぱりあげうどん」「つっぱりうどん」みたいな感じで活用(?)します
なぜ“ひっぱり”なのかというと、うどんを釜から引っ張るから、納豆の糸を引くから、とこの類のお話では定番の「諸説あり」です。
2000年以降にメディアに露出するようになり、全国にも名が知れ始めたみたいですね!
ひっぱりうどんを模した八八の「ひっぱり混ぜそば」
へ〜そうなんだ〜とまた賢くなったところでもう一回八八のひっぱり混ぜそばの画像をご覧ください。
たしかに、納豆とか鯖とか入ってるジャーーーン!!!
納豆とサバの相性なんか知る由もありませんでしたが、そりゃ郷土料理になっているぐらいだから美味しいんだろうなー。
食券を渡すときに、納豆と鯖と辛みそが入っていますが大丈夫ですか?と聞かれます!もし苦手な方はお伝えするとGoodですね!
そういうことなので、
混ぜます!!!!
混ぜそばは混ぜるから混ぜそばなのでこれを混ぜないことは不敬に当たります。いつもより多めに混ぜましょう。
ひたすら混ぜた結果…
できました。
こーれは美味しそうすぎる。そして激辛そうなのが見た目からも伝わります。
辛さは10段階で選べますが、毎度恒例の少し遠慮するということで8辛ぐらいにした気がします。
卵黄とか薬味系とかいろいろ混ざっているのでいろんな味がしますが、もちろんそれがまとまってるんですよねー。
美味しいものを足し算したらやっぱり美味しいでしょ!的な感じです。
鯖と納豆はちゃんとお互いに主張してます。鯖と納豆って相性いいんだね。味噌が入っているのでタレ自体にコクがあります。
麺は自家製でもちもちです。
お次は味変を兼ねてテーブルにあった梅昆布酢を導入です…!
梅昆布酢は〆ご飯用らしいですが、もちろん麺にかけてもいいだろうということでかけてみます。
酸っぱさが全体をさっぱりしてくれる感じでこれは好み!!!酢に梅昆布を足すという発想が最高です。
梅昆布酢単体でも味見…これ、ハマりますね。
がぶ飲みです。
麺を食べてしまったら、〆を作っていきましょう。
混ぜそばには〆用のご飯がついてきます。一回の注文で〆まで楽しめちゃうパターンですね!
麺を食べてしまった後のタレにご飯を投入して…
混ぜます。
これは見た目とは裏腹にかなり美味くなるパターンです。
タレとご飯が絡んで、これはギルティー of the 上半期にノミネートしちゃってます。
でも梅昆布酢は健康にいいはずなので相殺ですね、多分。
タレまで美味しくいただくことができました!ひっぱり混ぜそば美味しかったんで、次は山形ラーメンにチャレンジしてみたいところです。
でも…納豆とさばの誘惑に勝てないかも…
まぜそばや油そば関連のお店は過去にいくつか紹介していますのでぜひそちらもみてみてくださいね〜!
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お店の情報
お店 | 山形らーめん 八八(はちはち)熊本下通店 |
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住所 | 熊本県熊本市中央区下通1丁目6−1 |
食べログで見てみる | 山形らーめん 八八 熊本下通店 |
地図 |
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